レーシック手術直後から神戸クリニックを出るまで

レーシック手術直後から神戸クリニックを出るまで

レーシック手術を終え、手術室を出た僕はすぐに、前室でさっきとは違う視界に気づく。

白いフィルターが目にかかっているように、すべてが白っぽく見えたのだ。

深い霧の中にいるような。

そして、視力自体はまだ完全には回復していないのかもしれないが、手術前の裸眼よりも多少見えるようになっている。

僕は女性スタッフに「なんか景色が白っぽくなっているんですけど、これってみんなこうなるんですか?」と尋ねる。

笑顔で「みなさん、そうなりますよ。」と答える女性スタッフ。

それから、リカバリールームで少し休むかどうかを尋ねられる。

僕は「せっかくなんで、ちょっと休んでいこうかな」と答える。

リカバリールームは10帖ほどの部屋で、部屋にはマッサージチェアのような、飛行機の椅子が後ろに倒れた状態のような椅子がいくつか置いてある。

カーテンが閉められているので、部屋は薄暗い。

部屋にはすでに1人のお客さんが横になっていた。

僕は椅子に横になり、毛布をかけてもらった。

女性スタッフに「お水を飲みますか?」と尋ねられたので、遠慮なくもらうことにする。

女性スタッフは「目をこすったり、ギュッと閉じたりしないでくださいね。」と僕に言い、部屋を出る。

僕はリカバリールームで目をそっと閉じたり、開いたりを繰り返して、白いフィルターがかかったような自分の周りの景色を不思議な感覚で楽しむ。

そして、レーシック手術をやり遂げた自分を少し誇りに思う。

「これで明日から視力1.5の裸眼生活だ!」とちょっとワクワクする。

10分ほどしてから別の女性スタッフが僕を呼びに来る。

僕らはリカバリールームを出て、別室に移動する。

笑顔が相手に安心感を与えるこの女性スタッフは、僕に3つの目薬について説明する。

1つ目は「ベガモックス」という感染予防の目薬

2つ目は「DEX0.1」という炎症予防の目薬

3つ目は「ヒアロンサン0.1」という角膜保護ドライアイ対策の目薬

この3種類の目薬を朝・昼・夕・夜の1日4回指すという。

しかも、「ベガモックス」→「DEX0.1」→「ヒアロンサン0.1」の順番で。

さらに、1つ指したら、5分は間隔を開ける必要があるという。

さらにさらに、目薬を差す時は、指で目を広げず、広げるとしても下まぶたをちょっと下にずらす程度にするようにとのこと。

つまり、こういうことだ。

「ベガモックス」→5分→「DEX0.1」→5分→「ヒアロンサン0.1」を朝・昼・夕・夜の1日4回。指で目を広げない。

僕はこの部屋で「ベガモックス」を点眼する。

目をグッと見開き、指で目は広げずに、そのまま点眼する。

なんとなくうまく目に水滴が入る。

次に、女性スタッフは1つの錠剤について説明する。

「ヨウフェナック」という錠剤で、痛め止めの薬だ。

「もし、痛みがある場合はこのお薬を服用してください。」と女性スタッフは言う。

僕は「痛みってどんな痛みなんだろう・・?」と思うが、あえてそれは質問しなかった。

というのも、この時点では痛みは感じなかったからだ。

ただ、白くもやがかかった感じ。

そして、目がちょっと染みる感じ。

10分ほど説明を聞いたり、雑談をしたりして、受付に。

支払いを済ませ、預けておいたリュックを受け取り、だてメガネをもらう。

このだてメガネは目にホコリなどが入らないようなデザインになっている。

すでに1つ目の目薬を指してから5分以上たっていたので、僕は待合室で2つ目の「DEX0.1」という目薬を差す。

受付のお姉さんがすかさずティッシュを渡してくれる。(気が効くなぁ〜。)

そして、もらっただてメガネをして神戸クリニックを胸を張ってあとにする。

この時の僕はまだ知らなかった。

この後、猛烈に目が染みて、光がまぶしく感じ、涙がとまらなくなることを・・・。

最後にまとめておくと、手術日のスケジュールはこんな感じだった。

17時10分:神戸クリニックに来院
17時30分〜40分:手術
17時40分〜50分:リカバリールームで休憩
17時50分〜18時:目薬の説明
18時20分:神戸クリニックを出る

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