レーシック手術、実況中継!手術室にいるのはたった10分ほど

レーシック手術、実況中継!手術室にいるのはたった10分ほど

恵比寿駅に16時30分頃到着する。

そこからまっすぐ神戸クリニックが入っている広尾一丁目の「恵比寿プライムスクエア」に向かう。

まだ来院時間には時間があったので、1階のコンビニ「ローソン」でチョコクレープを買って外で食べる。

そして、数人の仲の良い友達に「これからレーシック手術ナウ!プチ緊張」というメールを送る。

ちなみに、僕はTwitterはやっていない。

17時10分ジャスト、神戸クリニックに来院。

受付でサインと印鑑を押した「手術同意書」を渡す。

受付のお姉さんが「貴重品など手術室に持っていきたいものだけを、この紙袋の中へ入れて下さい。それ以外のお荷物はこちらでお預かりします。」と言う。

僕は紙袋に財布や携帯やiPod touchなどを入れ、それ以外の荷物はリュックに入れて受付に預ける。

そして、紙袋を持ちながらドキドキしながら待合室で呼ばれるのを待つ。

携帯には先ほど送ったメールの返事が早くも来る。

「1時間後にはレーシック手術が終わっているんだ・・・」と思うと、ますますドキドキする。

そして、しばらくしてから僕の名前が呼ばれる。

僕は心の中で「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」と思う・・・。

人生はじめての手術・・・。

子供の頃から健康優良児である僕は、過去に手術というものを経験したことがないのだ。

まずは、女性スタッフに手術室の1つ手前にある「前室」に連れられる。

2畳くらいの狭い部屋の真ん中には椅子が置いてある。

女性スタッフは僕にその椅子に座るように言う。

「携帯電話の電源はお切りになりましたか?」と言われ、あわてて携帯の電源を切る。

そして、メガネを預かってもらい、髪の毛が外に出ないように手術用のキャップをかぶる。

そして、手術中の痛みがなくなる点眼麻酔の目薬を差してもらう。

隣の部屋では手術がまさに行われているようで、「チッチッチッチッチッ」という音が聞こえてくる。

女性スタッフは僕の心を読んだのか、「この音はレーザーを当てている音です。」と言う。

そして、女性スタッフが僕を見て、「リラックスしていただいて大丈夫ですよ!」と言う。

どうやら僕はすごく緊張していたらしく、背もたれにもたれずに、背筋をピーンと張って椅子に座っていたようだ。

「ああぁ〜、俺、格好悪すぎる・・・。何ビビってるんだよ。もっとドーンと構えていこうぜ!」と自分に言い聞かせる僕。

そして、とうとう手術室に呼ばれる。

手術室に入ると、医師が1人、女性スタッフが2人いる。

そこに僕と前室から一緒だった女性スタッフが加わり、合計5人が手術室にいる。

医師はホリエモンの施術をしたというレーシック説明会に来ていた医師だった。

まず最初に、医師が僕の眼の状態を機械で見る。

「うん、大丈夫だね!」と医師。

そして、すぐに手術台に寝かされる。

と・う・と・う・は・じ・ま・る・・・

手術台に寝た僕の右手首を女性スタッフが握ってくれる。

でも、その時点ではすでに僕の両目はレーシックの機械で覆われていて、誰が握ってくれているのか分からない。

僕が目にできるのは、暗闇とその中で光っている太陽のようなオレンジの光だけだ。

そして、医師はこのオレンジの光を見るように僕に言う。

右目から施術がはじまる。

まず、丸いリングのようなもので眼の周りをグッと押さえつけられる。

正直、これには面食らった。

というのも、こういうことをするとは事前に聞いてなかったからだ。(僕が聞き逃していただけかもしれないが・・)

そして、押される力がけっこう強い・・・。

目が飛び出てしまうんじゃないかと思うくらい、グッと丸いリングのようなもので押さえつけられている。

というか、それが丸いリングなのかどうかも実際は見えないので分からない。

感覚として眼球くらいのサイズの丸いリングで、目の周辺をグッと強く押されている感じだ。

おそらく、角膜を削りやすいように目を外に出すためだろう。

面食らってしまった僕は、体全体に力が入り、オレンジの光を見ることを忘れてしまった。

医師や女性スタッフたちが「オレンジの光を見て下さいね〜。」「力抜いて大丈夫ですよ〜。」とやさしく声をかけてくれる。

僕は懸命にオレンジの光を見るように努める。

すると、何かが視界に入った。

そして、何かの作業をしている。

僕は頭の中で瞬時にパンフレットに書いてあったアイレーシックの手順を思い出す。

  1. 手術の前に点眼薬で麻酔します。

  2. レーザーを照射し、フラップを作ります。

  3. フラップをめくります。

  4. エキシマレーザーを照射して、近視や乱視を治します。

  5. 正しい位置にフラップを戻します。

  6. フラップを自然に接着させます。

「今はきっとフラップを作っているのだろう」と僕は思う。

「フラップ」とは「目の角膜を削ってフタを作ること」だ。

このフタをめくって、エキシマレーザーを照射して視力矯正して、またこのフタを閉めるというのがレーシックの基本的な流れだ。

なんとなく、角膜が削られている感覚を感じる。

そして、角膜を削って作ったフタがめくられる感覚も感じる。

そして、今度は「チッチッチッチッチッ」という音がする。

エキシマレーザーの照射だ。

エキシマレーザーが照射されている間、少し焦げ臭いニオイがする。

僕はオレンジの光を見ることをもう一度自分に言い聞かせる。

とにかく、今の僕にできることは、できるだけ体の力を抜いて、オレンジの光を見続けることだけだ。

エキシマレーザーの音が聞こえなくなると、また視界に何かが入り、何かの作業をしている感覚を感じる。

おそらく、めくったフラップを元に戻しているのだろう。

そして、最後に大工がセメントを平らにするように、ヘラのようなもので角膜を撫でている感覚を感じる。

おそらく、めくったフラップを正しい位置に戻して、それがちゃんと定着するために必要な作業なのだろう。なじませるというか。

これで、右目は終わりだ。

おそらく、この間、約3分ほど。

でも、僕にはけっこう長い時間のように感じた。

そして、医師が「次は左目ですね〜」と言ったとき、「また、同じ作業をするのか。。けっこう、しんどいな・・・。」と思ってしまった。

しかし、2回目ということもあり、右目の時よりもオレンジの光をしっかりと見続けることができ、左目は右目よりもスムーズに終わった。

手術中、女性スタッフたちはやさしく声を掛け続けてくれた。

僕の右手首を握ってくれていた女性スタッフも、僕の体の動きに合わせて、握る強さを変えてくれたり、さすってくれたりした。

この女性スタッフたちの応援はすごく大きかった。

そして、手術室を出た。

おそらく、手術室の中にいた時間は10分ほどだ。

手術自体の時間はだいたい6〜7分ほど。

僕は最初、オレンジの光を上手に見るこができなかったので、医師はすごくやりずらかったと思う。

ちゃんとオレンジの光を見ることができれば、手術自体は両目で5分くらいで終わっていたのではないだろうか。

これから神戸クリニックでアイレーシックをする人は、手術中に次の2点に気を付けるといいだろう。

(1)体の力をできるだけ抜いてリラックスする。
(2)オレンジの光を見続ける。

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